紅茶好きの人と話しをする時に、知っていると良い言葉の一つが「セカンド・フラッシュ」。
「セカンド・フラッシュ」とは、二番目に摘む紅茶のことです。
一番目に摘む紅茶は「ファースト・フラッシュ」。
三番目に摘む紅茶は「サード・ティー」と言います。
そして、秋頃に摘む紅茶は「オータムナル」。
ダージリンとアッサムでは、この「セカンドフラッシュ」が最も良い時期の紅茶と言われています。
それぞれ時期が違うので、ご紹介します。
ダージリンのセカンドフラッシュは5〜6月でマスカットの香り
ダージリンのセカンドフラッシュ(二番茶)は5〜6月。
「銀の芽」といわれるシルバー・チップを多く含みます。
マスカットの香りが強く「紅茶のシャンパン」ともいわれています。
ダージリンのファーストフラッシュ(一番茶)は4月上旬。
2〜3週間しか摘めないので、希少価値が高いです。
ダージリンのサード・ティー(三番茶)は、8〜9月。
味や色は濃くなりますが、マスカットの香りは薄くなります。
ダージリンのオータムナルは10〜11月。
アッサムのセカンドフラッシュは4〜6月で花のような甘い香り
アッサムのセカンド・フラッシュ(二番茶)は4月中旬〜6月。
ゴールデン・チップが最も多い。
花のような甘い香りがします。
アッサムのファースト・フラッシュ(一番茶)は2〜3月。
花束のような甘い香りがします。
アッサムのサード・ティー(三番茶)は7月から。
アッサムのオータムナルは12月いっぱいまで。
ほぼ一年を通して茶摘みができます。
ちなみに
ダージリンとアッサムはインドです。
世界3大銘茶と言われているのは、インド産のダージリン、中国産のキーマン、スリランカ(セイロン)産のウバです。
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